Better than Nothingが深く突き刺さっている

Better than Nothing

ある発表が自分の価値観に深く突き刺さっている。

それは昨年11月のAWS Dev Day 2022 Japanでの以下の発表。

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内容を要約すると、イスラエル在住の日本人エンジニアの方が現地での暮らしを引き合いにBetter than Nothing(ないよりマシ)という考え方を繰り返し説くもの。ソフトウェア開発においても完璧を求めすぎるがあまりnothingになるより5%の完成度でもあった方がいいでしょ?ということ。

視聴してから半年は経っているが今も何か尻込みしそうなときに思い出す。心配事や不安といった雑念が道を塞いでいるような状況でこの言葉がブルドーザーのように障害物を掻き分けて現れる。

例えば、経験のない業務にチャレンジしたいとき。「失敗したらいやだな、評価を下げるのがいやだな」といった雑念を押しのけて、「でも失敗という経験もないよりマシか」と思考を上向きにシフトチェンジできる。

Two-way Door

Two-way Doorも好きな言葉だ。

これはAWS社内で浸透しているカルチャーなのだとか。

00:00:17 Amazonイノベーションを支えるメカニズム

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双方向のドア、一度入ってもまた内側から開けられるドアのことだが、つまりは「後からやり直しが利く」という意味。反意語はOne-way Doorで、一度入ったら出られない。

毎日大なり小なり決断をしながら生きているが、それがOne-wayなのかTwo-wayなのか考えるようにしている。それがOne-wayであればより慎重に、Two-wayであれば失敗を恐れずに気軽にやってみる。

ひとこと

こういう言葉は意味を説明されると対したことないが、耳馴染みがよくてすぐに思い出せることが重要なのかもしれない。