オブジェクト指向設計実践ガイド ~Rubyでわかる 進化しつづける柔軟なアプリケーションの育て方
大変参考になったので記事にした。
メタプログラミングRuby 第2版
大変参考になったので記事にした。
ChatGPT vs. 未来のない仕事をする人たち
タイトルに釣られて買ってみた。ChatGPT に心はあるのか、というテーマが面白かった。ChatGPT は9歳児相当の心を持っていると評価されている。機械なのだからそれは本当の心ではないと反論できそうだが、人間の心も外から観測不能(ブラックボックス)なので、それらしく振る舞っていれば心があると評価できるのもなるほどと思った。
Rubyのしくみ -Ruby Under a Microscope-
メタプログラミングRuby 第2版 を踏まえて読むと、概念が構造として形になる感覚が得られてとてもよかった。例えば、オブジェクトにメソッドはなく、インスタンス変数とクラスへの参照があるだけだ、と説明されて終わるより、構造体(クラスポインタやインスタンス変数の配列)を図として捉える方が理解しやすい。Ruby を通じてコンピュータサイエンスの基本的な概念(ハッシュテーブル、クロージャなど)に触れられるのもよかった。
Web API The Good Parts
厳格な REST から一定の距離を置いたスタンスで記述されているのがよかった。例えば、検索のエンドポイントに search
という単語を URI に含めてよいかは、REST 的には NG だが本書ではアリとしている。厳密な REST に従うことが必ずしも正しいとは限らない。エンドポイントの設計、HTTP の仕様、セキュリティなど API 設計に必要なことがある程度網羅されていた。